東京での部屋探しほど大変なものはないと、何度引越しをしても思います。 できるだけ安い家賃で暮らしたいというのはずっと変わらない一番の条件なので、暮らした部屋も古めの物件ばかりです。 中でも、今暮らしている物件は築年数不明の昭和の香りたっぷりの団地スタイルの部屋です。 それでも大家さんの管理が行き届いているので助かっています。 家賃が安いのも本当にありがたいくらいです。 しかし、古いということはトラブルも多いものです。 特に、上の階からの水漏れや雨漏りがよく発生します。 その度に大家さんが工務店さんを手配して修理してくれるのですが、今度はどこが水漏れするのかヒヤヒヤしています。 また、古いせいかサッシやドアの立て付けが悪く開閉には少し時間がかかります。 そのせいか、自分たちで修理できるところがあったらまめに手を入れ、できるだけ快適に暮らせるように知恵を絞るようになりました。 最新設備の揃った高級マンションには憧れますが、昭和レトロ物件も不便ながらもなかなか味わい深く楽しいものです。